Drupalモジュールについて(1)
『大幅な機能向上が果たされたDrupal 5のリリース』に触発されて、最近、drupal .org | Community plumbing(≡ Drupal Japan ≡ | Drupal 日本サイト)を使って、色々なドキュメント管理をやっている。
本来の使い方とは違うのとは思うが、個人的な覚え書きや、ブログの管理等に利用している。これがなかなか使いやすく、便利なものである。単純なファイル形式で管理していると、何が書きかけだったかや、どれどどれが関連あるものかや、管理するのが結構面倒だが、Drupalを使うとこの辺が割と簡単に面倒が見られて便利である。
Drupalには大勢の人によって、各種拡張モジュールが提供されているが、これもまたDrupalの魅力の一つである。このモジュールは公式サイトから取得可能だが、少し残念なのはこの拡張モジュールの説明が判りづらいことと、お目当てのものを探しにくいことである。
そこで、色々探し回って、良さそうなものをインストール/試用してみたので、リストアップすることにした。
AdvPoll
Binary PollとRanking Pollの2種類を追加するモジュール。また投票者を限定する機能も持っている。Binary Pollとは、複数のアイテムを選択する形のVotingである。Ranking Pollとは、各アイテムの優先順位をつけて行うVotingである。但し、通常のPollとは異なり、HeaderにPoll表示用のBlockを指定していても、Binary Poll及びRanking Pollは表示されない。
Article
Categoriesに登録されているtaxonomyを、その階層に応じたインデントを付けて表示すると同時に、各taxonomy毎に存在する記事数を表示する。記事の存在する各taxonomyはリンクとして表示され、クリックすることでその一覧を得ることができる。
CaseTracker
各個の作業の進捗状態を登録・監視するためのもの。期限の監視機能はないが、各作業単位を種別分け、状態、担当を割り付けながら管理できる。種別、状態は任意に追加変更可能である。
使い方は、まずは新規プロジェクトを作成し、Case Trackerメニューから、該当プロジェクトを選択し、その子供として、各個の作業を追加していく。種別、状態の管理はAdminメニューのContent Managementから行う。
Diff
編集履歴を、各バージョン間での違いを元に表示するモジュール。 有効にすると各コンテンツにDiffタブが追加される。このタブを選択すると、各レビジョンがリスト表示され、レビジョン間の差異を表示するためのリンクが表示される。
なおインストール状態では、h2タグやdivタグを含んだ変更を行った場合、背景色、文字色共に白となり、見えなくなってしまった。モジュールの中にdiff.cssというファイルがあるので、その内容を以下のものに変更した。
ins, ins * {
color: white;
background: green;
// display: inline;
}
del, del * {
color: white;
// display: inline;
background: red;
text-decoration: line-through;
}
FootNotes
本文に脚注を設定するためのモジュール。脚注はfnタグで囲って、入れたい場所に指定する。
Image
イメージを主体とした専用ページを可能とするモジュール。このモジュールを追加するとイメージとその説明文を一纏めに表示するページを作成可能となる。表示では、プレビュー表示又はサムネイル表示を切り替えられる。一つのイメージで複数イメージをサポートしてくれると役に立ちそうな機能である。これよりは、後述のNode Imageの方が個人的にはよく使っている。
JRating
各内容に、読者によるレイティングの仕組みを付加するモジュールである。このモジュールを有効にすると、各内容のViewページで、★印が複数表示され、右側が複数読者によるトータルレイティング、左側が入力用となっている。有効にするためには、AdminメニューのModuleでjratingを有効にし、AdminメニューのContent-Typesにおける各コンテンツの編集画面のWorkflowにある”Show a rating control”をYesにする必要がある。
MathFilter
外部ツールを利用して、数式やグラフ表示を行うモジュール。数式の記載方式は、LaTeX形式で、比較的簡単に数式やグラフを埋め込むことができる。外部ツールは、別途ダウンロードし、Webサービスとしてアクセスできるようにする必要があるが、難しいことはなく、コンパイルしてCGIとして設定するのみである。これはなかなかに便利である。
Iamge Assist
イメージをインラインで追加するためのモジュール。このモジュールを追加すると、TextAreaの下にイメージ追加用のアイコンが表示される。イメージを追加したい場所にカーソルを置いて、このアイコンをクリックすると、イメージ追加用ダイアログが表示されるので必要事項を入力すればよい。専用のタグ形式で本文中にインラインイメージ情報が追加され、Viewで見ると追加されたイメージがインラインで表示される。
Node Image
イメージを主体とした記事作成を容易にするモジュール。モジュールを追加すると、Imageタブが追加されるので、そのタブを選択して、イメージ追加を行う。イメージはサムネイル化されて下部に本文を従えて表示される。イメージをクリックすると、イメージがプレビューとして、AdminメニューのSiteConfigurationで指定されたサイズで別ウィンドウに表示される。
Notify
コンテンツのUpdate/Changeをメイルで通知するモジュール。 これより細かな設定のできる後述のSubscriptionがお勧め。
Smileys
所謂、スマイル記号を挿入するためのモジュール。 スマイル記号は、簡単な記述法によりコンテンツ内に挿入可能となっており、挿入されたスマイル記号は表示上ではアニメーションイメージ等に置き換えられる。編集画面では、挿入を容易にするための、選択メニューが表示されるようになる。またスマイル記号は本モジュールに添付の他、独自のものを定義できるようになっている。
Subscriptions
コンテンツの追加、変更時にメイルで通知してくれるモジュール。 特定のコンテンツのみやキーワード制限を設けつつ、自身の投稿でもメイルを送付するかどうかや、自動的に全ての投稿に関してメイル送付を設定するか等、かなり細かな設定が可能。メイルの通知を受けるには各個人のメニューかMy AccountでMy Subscriptionsを選択し、Content Typesその他を設定する必要がある(モジュール導入前に追加済みのユーザのみ?)。
Tagadelic
タグ、つまりTaxonomyの各語句の出現頻度に応じて語句の大きさを変えてTaxonomy語句リストを表示するモジュール。所謂、タグクラウドである。 同様のDrupal用モジュールは他にもあるが、本モジュールは文字の大きさを変えるのみでイメージ化により大小表示するものに比べて軽いとのこと。
なお、タイトルに(1)
がついているが、(2)があるかどうかは未定(気分次第)である。
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